FBI求人ポータルがダウン、ShinyHuntersがPeopleSoftゼロデイで情報流出

概要 米国FBIの求人・特別捜査官応募ポータルが依然として利用不可となっています。ShinyHuntersというサイバー恐喝グループが、Oracle PeopleSoftの未公開ゼロデイ脆弱性を悪用し、ポータルだけでなくAWS GovCloud上の管理サーバーにも侵入したと主張しています。数万人規模のFBI職員・応募者の個人情報や医療情報が流出した可能性があります。 技術的詳細・特徴 対象システム:atapply.fbijobs.gov、atfbijobs.gov/special-agents、FBIJobs、FBI BEAST、FBI MedLink、FBI BICS など。 使用脆弱性:Oracle PeopleSoft の CVE‑2026‑35273(ゼロデイ)。Oracle は緊急パッチ適用と、適用できない場合はネットワークアクセス制限を推奨。 攻撃手法:脆弱性を突いて認証なしでアプリケーションに侵入、AWS GovCloud 上のサーバーへ横展開し、データベースやファイルストレージから人事・医療情報を抽出。 脅迫内容:情報公開を止めさせるため、FBIに対し「虚偽の告発を撤回しなければ情報を公開する」と警告。 影響・対策方法 漏洩した情報は職員の役職・配属先、医療記録まで含まれ、個人のプライバシー侵害だけでなく、機密任務に関わる情報が外部に流出するリスクがあります。組織側は直ちに以下を実施すべきです。 PeopleSoft の緊急パッチを適用し、適用不能な環境はネットワーク隔離やIP制限でアクセスを遮断。 AWS GovCloud の認証情報を全てリセットし、MFA を強制。 侵害されたアカウントのパスワードを全員変更し、異常ログを監視。 漏洩情報の対象者へ速やかに通知し、必要に応じて身元保護サービスを提供。 出典 情報元: Help Net Security

Oracle PeopleSoft の深刻脆弱性が再度悪用、WAF回避とウェブシェル展開

概要 Googleは、Oracle PeopleSoft の深刻な脆弱性(CVE‑2026‑35273)を狙った大規模な攻撃キャンペーンが再び活発化していると警告しています。攻撃者はWAFを回避し、認証不要でリモートコード実行を行い、ウェブシェルを設置しています。対象は金融、医療、製造など多岐にわたります。 技術的詳細・特徴 この脆弱性はPeopleSoft のコンポーネントにある入力検証の欠陥で、特定のHTTPリクエストを細工するだけで任意のコマンドを実行できます。攻撃者は以下の手法を組み合わせています。 WAF のシグネチャを回避するためにエンコードや分割送信を使用 CVE‑2026‑35273 のRCE を利用してサーバ上にWebShell を配置 配置後はPowerShellやLinuxシェルで持続的なアクセスを確保 影響・対策方法 成功した場合、攻撃者はデータベース情報の窃取、内部ネットワークへの横展開、ランサムウェアの配布など広範な被害を引き起こす可能性があります。推奨される対策は次の通りです。 Oracle が提供するパッチ(2026‑Q3 Security Update)を速やかに適用 WAF のルールを最新の攻撃パターンで更新し、エンコード系回避手法を検知できるようにする PeopleSoft の公開サービスを最小限にし、不要なポートやエンドポイントを閉鎖 ログ監視と異常なリクエストのアラートを強化し、侵入の早期検知を行う 出典 情報元: The Hacker News