LinuxでLACPを使う
CentOS Stream8でLACPを使ったリンクアグリゲーションを構成したので備忘録。 構成 以下の構成で、スイッチ(Cisco C1000)とCentOS Stream8(以降CentOSと呼ぶ)とでLACPによるネゴシエーションを使ったリンクアグリゲーション(以降LAGと呼ぶ)を実現。 CentOSのパラメーターなど 動的/静的 動的(LACP) 制御フレーム(LACPDU)送信間隔 高速(1秒間隔) 通したいパケットの種類 802.1QタグVLAN 通したいタグVLANのID 90 ボンディングインターフェースの名前 bond0 vlan90インターフェースの名前 bond0.90 vlan90インターフェースのIPアドレス DHCP(自動取得) LACP制御フレームの送信間隔については高速だと1秒で低速だと30秒らしくて、5秒とかの微妙な値を設定できないのが少し気になる。5秒にしたい。 スイッチでLAG設定 スイッチ側で以下コンフィグを流す。 interface range GigabitEthernet1/0/21-22 channel-group 1 mode active switchport mode trunk switchport trunk allowed vlan 90 lacp rate fast no shutdown この設定をすると、もともとスイッチ上にPort-channel1インターフェースが存在していなければ、自動的に作成される。 CentOSでLAG設定 bondingインターフェースを作成 nmcli con add type bond \ ifname bond0 … Read more