CentOS7.9をminimalでインストールすると初期状態でchronyがインストールされると思ったらそうでもないケースがあったという話。
※chrony:NTPクライアント兼サーバーの役割をするソフトウエア。
chronyがインストールされないケース
対象機のネットワークアダプターが全てオフラインの状態でCentOS7.9をminimalでインストールすると問題の事象(chronyがインストールされない)が発生する。OSインストールウィザードでNTPを有効にして同期先NTPサーバーをいくつか手動設定したのにも関わらず、OSインストール後にはそれらの同期先NTPサーバーに関する記述のある設定ファイルの類が一つもなかった。
ネットワークアダプターをオンラインにしておくだけで良い
ネットワークアダプターをオンラインにした状態でOSをインストールしたらchronyがインストールされた。OSインストールウィザードで手動設定した同期先NTPサーバーへの疎通がとれない状態も問題ない。
結論
OSをインストールする際はネットワークアダプターをオンラインにした方が良い。