CentOSをNATルーターにする方法

CentOS6.5で ルーター化する NAT(マスカレード)機能を持たせる という要求に応えてみた。 ルータ化 以下コマンドを実行する。永続的な設定にはならない。これは再起動したらもとに戻る。 永続的な設定にするには以下コマンドを実行すれば良い。 スタティックルートの追加 一時的に経路情報を追加するならコマンド一発でOK 永続的に経路情報を追加するには「/etc/sysconfig/network-scripts/route-<interface-name>」をviエディタ等で編集して、経路情報を追記。 NAT機能(アドレス変換) ソースnat(IPマスカレード)についてはiptablesコマンドで対応する。

UbuntuでTimezoneを変更

Ubuntuでタイムゾーンを変更する方法について検索するといくつかHITするが、この方法に落ち着いた。 以下コマンド実行する。 上記コマンドを実行すると、対話的なウィンドウが表示されるので 「Asia -> Tokyo」 を設定すればOK。

お手軽VPNサーバ構築(softether)

CentOS6.7で構築する。 1. 事前準備(ビルドに必要なツール等) 2. ダウンロード・解凍・ビルド ここでは「softether-vpnserver-v4.06-9437-beta-2014.04.09-linux-x64-64bit.tar.gz」を使う。随時更新されているので公式でチェックすることをおすすめする。 3. 起動用スクリプト(vpnserver)準備 スクリプト内にある「DAEMON=/usr/bin/vpnserver」「exec=”/usr/vpnserver/vpnserver”」を自分の環境に合わせて変更する。 4. 起動 5. VPN Serverの設定 WindowsのGUI管理ツール(Server Manager for Windows、下図アイコン)で詳細設定を実施するのが簡単かも。

Change Keyboard Assignment

CentOS6 系でキーボード配列を日本語キーボード配列(JP106)にするには「/etc/sysconfig/keyboard」を修正する。 CentOS7系では以下対応。 また、以下コマンドで現在の状態を確認可能。

iptables更新シェルスクリプト

スクリプト解説 3、4行目 メンテナンスホスト(trusthost)とサーバ(myhost)のIPアドレス指定。 5行目 不特定クライアント指定。 10、11行目 既存iptables設定リセット。 15行目 すべての送受信パケットを破棄(DROP)。 一旦ネットワークを塞いだ後、用途に応じて穴を開ける。 下記3種類のパケットを破棄。 送信先が受信したホスト自身であるパケット(INPUTチェイン) ホスト自身で生成されたパケット(OUTPUTチェイン) 受信したパケットの送信先が別のホストであるパケット(FORWARDチェイン) ※チェイン:フィルタルールを集めてモジュール化したもの ※-P INPUT:INPUTチェインで定義されたパケットの破棄(DROP)を指定。 16行目 「-P OUTPUT」:OUTPUTチェインの破棄を設定。 17行目 「-P FORWARD」:FORWARDチェインの破棄を設定。 21、22行目 ループバックインターフェイスを経由するすべての送受信パケットの通過を許可。 「-i」で受信側インターフェイス、「-o」で送信側インターフェイスを指定。 サーバからサーバ自身へのローカル接続をすべて許可。 26、27行目 メンテナンスホストからサーバへのpingを許可するルールの追加。 pingは、「request」(26行目)とそれに答える「reply」(27行目)が対で必要。 31、32行目 サーバからメンテナンスホストへのpingを許可するルール。 送信と受信が入れ替わるため、26、27行目におけるソースホスト(「-s ホストまたはネットワーク」)とディスティネーションホストの指定(「-d ホストまたはネットワーク」)、INPUT/OUTPUTチェインが入れ替わっている。 36、37行目 sh設定。ソースIPアドレスだけで制限。 「-p tcp」:プロトコル、TCP「-s $trusthost」:ソースIPアドレス、$trusthost「-d $myhost」:ディスティネーションIPアドレス、$myhost「–dport 22」:ディスティネーションポート、22「–sport 22」:ソースポート、22「-j ACCEPT」:許可 43行目 無効パケットの破棄(DROP)を指定。 ログ出力の後に破棄。 44、45行目 INPUTおよびOUTPUTチェインに対しこのLOGGINGが行われるように設定。 参考 連載記事 「習うより慣れろ! iptablesテンプレート集」

ホスト名変更(CentOS6系)

CentOSでホスト名を変更する方法。 「/etc/sysconfig/network」をviエディタなどで編集し、「HOSTNAME」の行に任意のホスト名を入力する。 その後、OSを再起動するとホスト名変更がOSに反映される。 環境変数HOSTNAMEも変更される。

[CentOS] X-Window-System追加

気が触れてCentOSにGUI環境(X-Windows-System)を導入してみることにした。 インストール X-Window開始 ランレベル変更 sedでinittabを修正する。 再起動 以上。コンソールで確認するとGUI環境のログイン画面になるはず。