検証などで手軽にPPPoEサーバを準備したい場合、Ciscoルータ(ISR892Jとか)で代用する方法もあるけど、物理的にかさばるので、仮想マシンでLinuxを準備して代用した。
パッケージインストール
RedHatのインストールメディアをマウントしてそこからパッケージをインストール。
rpm -ihv /mnt/cdrom/RedHat/RPMS/ppp-2.4.1-10.i386.rpm
rpm -ihv /mnt/cdrom/RedHat/RPMS/rp-pppoe-3.5-2.i386.rpm
普通に「yum install ppp rp-pppoe」とかでもいい。
PPPoE-SV設定ファイル編集
/etc/ppp/pppoe-server-optionsを修正する。なければ新規作成する。
require-pap # PAP認証実施
#login # UNIX認証無効化
lcp-echo-interval 10
lcp-echo-failure 2
事前共有鍵設定ファイル編集
# ユーザ名:hoge
# 認証SV名:any
# パスワード:pass
# 割当IP:10.0.0.1
"hoge" * "pass" 10.0.0.1
PPPoE-SV実行
pppoe-server -I eth0 -L 10.0.0.1
-I: 使用するインターフェースの指定。
-L: PPPoEサーバのIPアドレスの設定。指定しなければ10.0.0.1 。
以上。わりとアッサリしていた。