“How to convert cisco access point from mobility express mode to capwap mode in case of using cisco dna center.” とでも題するべきか。
どうやらファームウェアのバージョン等も関係していそう。
CiscoのAccessPoint(以下AP)にMobilityExpress(以下ME)のファームウェアをインポートしてMobilityExpress-modeとして使用した後に、集中管理型であるcapwap-modeに変更したいことがある。
コミュニティサイトによればAP上でコマンドを実行すれば切り替わるらしいけど、DNA Center(以下DNA)のPlug and Playを使用する場合は、これだけで安心すると少し困ることになる。というのも、この状態だとファームウェアはMEなので、DNAがAPを適切に認識してくれない。結果としてAPはWLCにjoinすることができない。
解決策としては、APがDNAを介さずに直接WLCにjoinし、その後APのコンフィグクリアを実行すればOK。WLCにjoinした時点でWLCがAPのファームウェアを上書きしてくれるのでDNAがAPを認識可能になる。
とこの文面だとMEのファームウェアがDNA認識不良の原因のように見えるけど、自身が検証した結果から推測したに過ぎない点に注意。Ciscoから見解をもらったりしたわけではない。
また、上記コミュニティサイトの手順でcapwap-modeに変更後、”capwap ap erase all”を実行したらPoEネゴシエートに失敗するようになった。この場合、”AP起動時modeボタン10秒プッシュ”方式によるリセットを実施し、更にcapwap-modeに変更した後にWlc-Join-WithoutDna(WJWDと勝手に命名)を実施することになる。
また、MEが入ってないAPでもPoEに失敗する事象を確認したけどそれはまだ原因不明。